「ボーッとしてたら、何ごともなく人生は過ぎていくんだ」

まさしく、そのとおりで

ボーッとしてたら、なにごともなく30才になってしまった

主人公のコユキのように非凡な才能があるわけでもないから

当然の事なのだが

レールに乗ったまま

仕事に特別な思い入れがあるわけでもなく

実際のところ、未だに自分の事が理解できないまま

この歳になってしまった

このまま何事もなく終わってしまうかもしれないという

漠然とした不安を感じている

いつの間にか少しずつ溜まってしまった澱のようなもの
その澱のような無力感は諦めとなって降り積もる
バイク乗りはその理不尽さを忘れない
バイクに乗ることでオフェンスであることを誇示し続ける

キリンは大型免許を取得するきっかけになった漫画です

おそらく、バイクに乗ってる人は読んでる人が多いと思います

20代の頃は上記の意味がよく分かりませんでしたが

最近になってよく分かるようになってきました

日々の生活の中で、無力感が自分自身への諦めに変わっていきます

まーーオフェンスであることを誇示するために乗るわけではないですが

バイクに跨ってる時だけはそういう感覚から解放されるような

気がします

チョースケのように事故らない程度に乗っていきたく

思います

チャック・チャック・イェーガー！！